2006年05月31日

アメリカ人は不健康

ハーバード大学の医学部の調査で、米国人のほうがカナダ人より不健康だという結果が得られたと報告されました。この調査は、18歳以上の成人に対する電話による聞き取りで行われました。その結果は、6.7%の米国人が糖尿病であるのに対して、カナダ人は4.7%、高血圧は、米国人18.3%に対してカナダ人13.9%というものです。さらに、21%の米国人が自分は肥満であると答えています。カナダ人は15%でした。

この調査の1ヶ月前には、中年の米国白人は、同年代の英国白人に比べて、はるかに健康状態が悪いとの別の調査結果が発表されたばかりです。

ちなみに、日本のことを考えてみると、現在無自覚な患者も含めて約1,300万人の糖尿病患者がいると推定されています。これは18歳以上人口の12.4%に当ります。18歳未満でも糖尿病患者はゼロではないでしょうが、やはり18歳以上が圧倒的でしょうから、この数字を米国、カナダの数字と比較してみますと、何と2倍程度の高い数字だということが分かります。統計には、色々な不確定要素が含まれていますので、単純に言うことは出来ませんが、日本もかなり深刻な状態であるということは確かだと思います。


情報元:www.cnn.com
posted by 特派員ファルシー at 15:32 | Comment(0) | TrackBack(1) | 北南米

2006年05月30日

GEが中国で投資

GEは環境保全技術の開発に5千万ドルの投資を行うという契約を、中国政府との間で結びました。GEによると、エネルギー効率の改善技術と、フィルターを用いた水の浄化技術の開発が主なテーマになるということです。

GEは既に中国国内に13,000人の雇用を抱えており、50億ドルの収益を上げています。収益の柱は、国内インフラ開発プロジェクトです。さらに、2010年までにこの収益は倍増するとの予測をしています。

今回契約を結んだ研究開発は、主にGEの上海研究センターで実施されるということです。開発された技術は、中国国内ばかりでなくグローバルなマーケットに供給されます。

GEは、2002年11月には、大連にある海輝科技をIT関連のグローバル開発センター(GDC)とするなど、中国を単なる市場と位置付けるだけではなく、研究開発分野でも重要な拠点として盛んな投資を行っています。


情報元:www.news.bbc.co.uk
posted by 特派員ファルシー at 15:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | アジア

2006年05月29日

警察官もダイエット

スコットランドの警察官は、今後定期的に体力テストを受けることになるかもしれません。スコットランド警察長官のアンドリュー・カメロンは、体重オーバーの警察官のシエープアップのために、在職中の全ての警察官が定期体力チェックをするべきと主張しています。

従来、スコットランドの警察では、新規採用者に対して体力テストを実施しており、採用直後には15週間の体力トレーニングコースを受けることが義務付けられています。また、採用後2年間の見習い期間の間は、あるレベルの体力を維持しなくてはなりません。問題は、正式採用後は全くの野放し状態という点です。

スコットランドの警察官たち、安心してビールも飲めなくなるかもしれませんね。


情報元:www.scotsman.com
posted by 特派員ファルシー at 17:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | ヨーロッパ

2006年05月28日

中国石油事情

中国最大の石油天然ガス生産会社である中国石油天然気集団公司(CNPC)は、中国のエネルギー戦略に関するフォーラムで、中国内の原油供給に関して、2つのリスクを挙げています。

第1のリスクは、最近の原油価格上昇による原油輸入額の急増です。2004年の430億米ドルから、2005年には500億米ドルに上昇しました。これは、今後とも継続的に上昇すると考えられています。

第2のリスクは、原油輸送チャンネルです。現在中国は、年間に1億4千万トンから1億5千万トンの原油を輸入していますが、その70%はマラッカ海峡を通るタンカーによって輸送されています。マラッカ海峡は既に飽和状態になっており、他の航路を開拓する必要があります。また、原油輸送に使用されるタンカーの内、中国のタンカーは9%だけで、その他は他国の輸送能力に頼っています。

これらリスクに対応して、今後は、原油輸入元の分散、輸送チャンネルの拡大と共に、国内の原油・天然ガス生産の増強が必要になります。また、エネルギー消費の効率化(省エネ)と代替エネルギー源の開発も課題となります。


情報元:www.chinaview.cn
posted by 特派員ファルシー at 16:28 | Comment(0) | TrackBack(1) | アジア

2006年05月27日

透明人間

透明人間とは体が全く見えず、透かして反対側の景色を見ることができる人のことです。とてもクラシックなSFとしても有名です。

2つの異なる研究チームが、物体を透明にする材料に関する理論を発表しました。英国聖アンドリュース大学の物理学者ウルフ・レオンハルドを中心とする研究チームと米国ノース・キャロライナ州のデューク大学のデビッド・シュリッグを中心とする研究チームです。

この新しい材料を用いれば、可視光線、赤外線などの電磁波や音波に通り道を与え、物体に当って反射することなく、物体の周りを通過していくため、物体が透明になったように見えるというものです。

聞いただけでは、どんな物か、実感として掴めませんね。その内、007に登場するような透明な車が発表されることになるかもしれません。


情報元:today.reuters.com
posted by 特派員ファルシー at 18:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 北南米

2006年05月25日

禁煙もインターネットで

禁煙は難しい、あるいは、一時的に禁煙に成功してもまたしばらくすると吸い始めてしまう、という話をよく聞きます。

そんな方のために、オランダのトウェント大学のベッチー・バン・ディジュク教授を中心とする研究グループとオランダの反喫煙グループ「スティボロ」が、「チャットボット」を共同で開発しています。禁煙したいと思っている人がウェブサイトを訪れ、質問したり、自分の気持ちを告白したりすると、バーチャルな女性カウンセラーがこれに対応してくれるというシステムです。もちろん、24時間いつでも対応してくれます。

日本では、何かをカウンセラーに相談するという習慣がありませんから、効果がどの程度有るのか、予想できませんが、もし、うまく行くようなら、禁煙だけではなく、所謂「バーチャル・コーチング」に応用できそうですね。


情報元:today.reuters.com
posted by 特派員ファルシー at 16:27 | Comment(2) | TrackBack(0) | ヨーロッパ

2006年05月24日

北京の地下鉄

北京の地下鉄に、新車両84台、改造車両60台の合計144台の車両が、2008年5月をめどに導入されます。これは、既存の1号線、2号線の改造事業の一部です。改造事業には、無人改札の設置も含まれます。

北京には現在4路線の地下鉄があり、一日約160万人が利用しています。

2008年のオリンピックまでには、さらに4路線が開通する予定です。

北京の地下鉄は1965年に建設が開始されました。1969年には、一部区間が開通しましたが、当時は公務員しか使用することが出来ませんでした。一般に開放されたのは、1977年です。現在の1号線と2号線が全線開通したのは、2000年になってからです。その後、地下鉄路線網の拡充工事が続いています。


情報:www.chinaview.cn
posted by 特派員ファルシー at 16:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | アジア

2006年05月23日

大口径シノプティック・サーベイ望遠鏡

直径8.4mの大口径シノプティック・サーベイ望遠鏡が、チリ北部のパチョン山の頂上、海抜2,640mにある、セロトロロアメリカ連合天文台に建設されることになりました。2012年の完成予定です。この望遠鏡は、従来のサーベイ望遠鏡に比べて、50倍強力だとのことです。

このプロジェクトは、アメリカ科学アカデミーが2000年に提出した、2001年から2010年の期間に天文学に使われるべき予算に関する答申で示された項目のひとつであり、アリゾナ大学、ワシントン大学、そして米国立光学天文台が中心となっているプロジェクトです。

この地上望遠鏡は、10 秒ごとにイメージを撮影することができる設計です。これ
によって、時々刻々変化する物体、あるいは、地球に高速で接近する小惑星といった物体の観測にも役立つようになります。また、この望遠鏡が備える予定の30 億ピクセルの高解像度を持つデジタルカメラは、一晩で30 テラバイトの画像データを作製することが出来ます。

この望遠鏡を使用すれば、全天体を3 日ごとに撮影、調査できるようになり、また、重力によって歪められた、遠く離れた銀河からの光を探索することも可能で、宇宙の大部分を構成していると考えられているミステリアスなダークマターや暗黒のエネルギーの解明にも役立ち、なぜ宇宙が拡大しているのかといったテーマに対する理解も深まると期待されています。
posted by 特派員ファルシー at 16:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 北南米

2006年05月22日

イギリスの年金制度改革

5月21日(日)、BBCの日曜朝番組で、イギリスの厚生労働省ジョン・ハットン大臣は、「年金の支給年齢を上げざるを得ない」との見解を述べました。イギリスでは、年金システムの改正案が、近く提出される予定になっていますので、これはこの改革案の中身を見据えた発言です。

大臣によると、この年金システム改革は、1940年代以来の最大の改革になるということです。

イギリスの公的年金制度は、2階建てとなっており、1階部分は公務員を含む雇用労働者と自営業者を通じた共通の基礎年金です。2階部分は、雇用労働者のみを対象とした国家第2年金となります。支給開始年齢は男性65歳、女性60歳となっています。ちなみに、基礎年金の満額支給額は、82.05ポンド(約17,000円)です。
posted by 特派員ファルシー at 16:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | ヨーロッパ

2006年05月21日

コロンブス

5月20日(日)はコロンブスの500回目の命日にあたります。

コロンブスは、イタリアのジェノバ出身の探検家で、1492年10月12日にヨーロッパ人としては初めて、アメリカ海域へ到達しました。現在のキューバです。

命日を記念して、スペインのバリャドリドでは、コンサートなどの記念の行事が行われています。また、世界中から集まった約100人のコロンブスの専門家によるセミナーも開催されています。スペインの歴史家マルシアル・カストロ・サンチェは、DNA鑑定によって、コロンブスが言い伝え通り、イタリアのジェノバ出身であることを証明しようとしていますが、鑑定結果が遅れているとのことです。未だに専門家の間では、コロンブスの出身地について多数の説があり、スペイン東北地方、イタリアのベニスやコルシカ、はたまたポルトガルという説が唱えられているとのことです。

コロンブスは、合計4回の航海の後、衆人には忘れられて亡くなりましたが、コロンブスの遺体は、スペイン南部にあるセヴィルに埋葬されていることは、前述のマルシアル・カストロ・サンチェによって、既に確認されています。
posted by 特派員ファルシー at 16:02 | Comment(0) | TrackBack(1) | ヨーロッパ

2006年05月20日

エベレスト・ピース・プロジェクト 続報

先日、お知らせしたエベレスト・ピース・プロジェクトの結果がわかった。

5月18日(木)にエベレスト登頂に成功したのは、合計10人。内訳は、アメリカ合衆国2人、ニュージーランド1人、南アフリカ1人、イスラエル人2人とネパール人シェルパー4人。

南アフリカのセレベロ・セラメロラさんは、アフリカ系黒人としてエベレスト登頂を果たした2人目。

デビッド・イフラさん、ミカ・ヤニフさんの2人のイスラエル人も登頂を果たし、それぞれ2人目、3人目のイスラエル人となった。

パレスチナ人のアリ・ブシュナックさんは、体調不良によって、7000m付近で登頂を断念した。残念な結果だが、現在の中東政治情勢を考えれば、この、エベレスト・ピース・プロジェクトは大きな意義をもっている。
posted by 特派員ファルシー at 19:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | アジア

2006年05月17日

スカイプ

スカイプは、5月16日(火)に、アメリカ合衆国及びカナダ国内に限って、PCから固定電話あるいは携帯電話に通話した時にも、通話料金を無料にするサービスを2006年末まで行うと発表しました。

既に、スカイプユーザ同士のパソコン間の通話は世界中どこでも無料ですが、固定電話や携帯電話に電話をかける時には「スカイプアウト」という有料の機能が提供されていました。今回の提案は、これを全て無料にするという驚くべきものです。

スカイプというのは、ルクセンブルグにある小さな会社が開発した通信用ソフトのことで、P2P技術を利用してパソコン間で通話ができるソフトウェアです。このソフトウェアを無料でダウンロードして、登録を済ませるだけで、直ぐに世界中と通話が開始できるという優れもの。また、音質も普通の電話と比べて遜色はありません。

これまで、世界中で一億人以上のユーザーが登録しており、その内アメリカ合衆国には600万人のユーザーがいます。今回のプロモーションによって、ユーザーがを飛躍的に増えると期待されています。

そう遠くない未来に、「電話は世界中どこに掛けても全て無料」なんてことになるんでしょうか???
posted by 特派員ファルシー at 15:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 北南米

2006年05月16日

メラピ火山

メラピ火山が活動しているようです。メラピ火山は、インドネシアの首都ジャカルタがあるジャワ島のちょうど中央に位置します。メラピとは、インドネシアの言葉で「火の山」を意味します。

今のところ溶岩が噴出したことは確認されていないようですが、噴煙と火山灰の量は日増しに増加しているとのことです。5月13日(土)に警戒レベルが最高値に引き上げられ、5月14日(日)までに、数千人の住民が緊急避難をしました。

インドネシアは100以上の活火山がある世界第3位の火山国。ちなみに、日本は世界で第4位です。

昔、NHKの番組で見たのですが、1982年にジャワ島の上空を飛行中の英国航空機が、突然4基のエンジン停止で7500mも降下するという事故が起きたのです。幸い途中で2基のエンジンの再始動に成功し墜落は免れました。しかし、4基のエンジン全てが停止するということは、通常全く予想できない出来事ですので、航空関係者を驚かせました。

事故後の調査で、この事故が起きた同じ時に西ジャワ州のガルングン火山が活動して噴煙を上げていた事が分かりました。実は、火山灰の粒子がエンジンの高温で解けた後,ガラスのようになって、エンジンのノズルなどをプラグしてしまったのが、4基のエンジン同時停止の原因だったのです。

そのため、国際民間航空機関(ICAO)は、その後各地に航空路火山灰情報センター(VAAC)を設置し、各国の火山観測所の火山噴火情報、パイロットからの情報、気象衛星の映像を使って火山灰の実況や拡散予測を発表して注意を呼び掛けています。

いずれにしても、ジャワ島あたりを航行する飛行機に乗られる方は、注意が必要ですね。
posted by 特派員ファルシー at 16:25 | Comment(0) | TrackBack(1) | アジア

2006年05月15日

エベレスト・ピース・プロジェクト

今日はアリ・ブシュナックさんの話。

彼は、アラブ首長国連邦に、30年間住んでいるパレスチナ人。

その彼が今、エベレストに挑んでいる。5月14日(日)に標高6400mのベースキャンプを出発し、早ければ5月18日(木)に頂上に立つ予定。

彼のチームは、多国籍の混成チームだが、何とヤニフさん、イフラさんというふたりのイスラエル人も参加している。

ご存知のように、パレスチナとイスラエルは仇敵の間柄。毎日のように悲惨なニュースが送られてくる。しかし、彼ら三人は、エベレスト登山チームのチームメートとして、既に友情をはぐくんでいると言う。

ブシュナックさんの登頂成功を祈りたい。
posted by 特派員ファルシー at 21:54 | Comment(0) | TrackBack(1) | アジア