2006年07月31日

タイタンの湖

タイタンは、土星の衛星のひとつで、1655年に発見されました。直径5150kmで、太陽系では2番目に大きな衛星です。地球の8割程度の大きさです。表面は濃い大気と雲で覆われています。大気の97%は窒素ですが、2%程度のメタンを含みます。表面気圧は、地球の1.6倍、気温は平均で約-180℃です。この圧力、温度条件ですとメタンは液体で存在します。

米国NASAと欧州のESAが共同で、カッシーニと名づけられた、土星探査機を1997年に打ち上げました。カッシーニは、金星、地球、木星の順でスイングバイを行い、2004年6月30日に土星の軌道に投入されました。その後、2004年12月24日にタイタンにホイヘンス探査機を放出、着陸させてタイタンの探査を行いました。

このカッシーニ探査機から送られてくるデータによって、最近、タイタンの北極付近に湖が発見されました。これは、地球以外の天体で初めて発見された湖です。湖の中身は、液体メタンと考えられています。


情報元:www.sciencedaily.com
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2006年07月30日

人の幸福度

英国レスター大学の分析社会心理学者アドリアン・ホワイト氏が、178カ国の人々の幸福度、すなわち「人生に対する満足度」のランキングを発表しました。このランキングによると、デンマークが1位、スイス、オーストリアが2位、3位となっています。また、超大国米国は23位でした。

このランキングとの相関を調査した結果、健康、富、教育レベルが幸福度に与える影響が大きいことが分かりました。健康で豊かな生活が出来て、教育水準も高い環境で暮らすのが幸福というのは、実感として良く理解できると思います。

日本は、89位のガーナ、91位のイエメンに挟まれた90位でした。


情報元:www.newscientist.com
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2006年07月29日

首長竜

首長竜(くびながりゅう)またはプレシオサウルスは、中生代のジュラ紀及び白亜紀に栄えた水生爬虫類です。首の長い種類が多く、アンモナイトやオウムガイを食べて生息していた事が分かっています。一般には、恐竜の仲間と思われがちですが、実は2億5000万年以上前のペルム紀に分岐した別のグループです。

南オーストラリアのクーパー・ペディは、昔から有名なオパールの産地で、「世界のオパールの首都」と呼ばれていますが、このクーパー・ペディで、体長2.4mと5mの、新たな2種類の首長竜の化石が発見されました。


情報元:www.news.bbc.co.uk
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2006年07月26日

低インシュリンダイエット

インシュリンとは、ペプチドホルモンの一種で、すい臓から分泌されます。主な働きは、炭化水素の代謝の調整です。例えば、食後に血糖値が上がると、血糖値を減少させるためにインシュリンが分泌され、脂肪の合成を促進します。逆に、食後の血糖値上昇が緩やかであれば、インシュリンの分泌が抑制され、血糖がそのまま筋肉などに分け与えられて消費されるため、脂肪に合成されて贅肉になることは有りません。

低インシュリンダイエットというのは、このメカニズムを利用したダイエット方法です。炭水化物の中でも糖に変わる早さが遅い食べ物を摂る事によって、血糖値の急激な上昇を防ぎ、インシュリンの分泌を抑制するわけです。具体的には、炭水化物が糖に変わる速さを示すGI値(グリセミック・インデックス)が低い食品を選んで食べるというダイエット方法です。

このダイエット方法、日本では何年か前にブームになって、その後下火になったようですが、最近になって、オーストラリアの研究者が、肥満と悪玉コレステロールの増加を抑えることに効果があるという研究結果を、New Scientistに発表しました。


情報元:www.newscientist.com
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2006年07月24日

世界最大の旅客機A380

エアバス社は、フランス、ドイツ、イギリス、スペインのヨーロッパ4カ国の航空機メーカーが、米国のメーカーに対抗するために、共同で設立した会社です。米国でも、航空機メーカーの整理統合が行われたため、現在、世界で大型旅客機を製造しているのは、エアバス社とボーイング社の2社だけとなっています。

エアバスA380は、エアバス社の最新鋭旅客機で、機体全長73mの全てが2階建て構造になっているのが特徴です。標準座席数は555席で、ボーイング747の412席を大きく上回り、全てをエコノミーにすれば最大では800人以上の乗客を運ぶことも可能です。2000年12月に開発を開始し、2005年4月27日に、フランスのトゥールーズで初飛行をしています。商業運行の開始は2006年末に予定されています。

アラブ首長国連邦のアラインで、このA380の高温気候でのテストが開始されました。


情報元:www.gulf-news.com
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2006年07月23日

危険なプロポーズ

彼に誘われて、軽飛行機で町の上空を散歩。その飛行機が、妙に低空飛行を始めたなと思ったら、そこには「僕と結婚して欲しい」のメッセージが書かれたシートが見える。彼女は感激して、彼のプロポーズを受け入れる。昔、テレビで見たようなシーンですが、こんなプロポーズをされてみたいと思う女性も多いでしょう。

米国ジョージア州の若者が、高校時代のクラスメートに同じ方法でプロポーズしましたが、乗ったセスナが低空飛行しすぎて、左翼が地面に接触し、飛行機はそのままクラッシュ。幸い、飛行機のパイロットと乗っていた2人は、命を取り留めたということです。

彼女は、運ばれる救急車の中で、プロポーズをOKしたようです。


情報元:www.khaleejtimes.com
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2006年07月22日

月探査のお値段

中国の月探査計画は、月周回衛星の打ち上げ、月への軟着陸、月軟着陸機で月のサンプルを採集し地球に帰還の3つの段階で計画されています。第一段階として、2007年に月探査機「嫦娥1号」を打ち上げることは、2005年の年末に既に発表されています。

第36回世界宇宙科学大会において、この予算は1.75億ドル(約200億円)であることが報告されました。これは、北京市の地下鉄建設費の2km分程度に当るとのことです。

ちなみに日本でも、2007年に月探査衛星の打ち上げを計画しています。


情報元:www.chinaview.cn
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2006年07月20日

国際数学オリンピック

国際数学オリンピック(International Mathematical Olympiad, IMO)は、高校生を対象とした数学の問題を解く能力を競う国際大会で、毎年開催されています。1カ国あたり、最大6人の選手が参加できます。

問題は、ほぼ高校1年生までの数学知識で解ける構成になっています。テストは2日間で合計6問に挑戦し、各問題は7点満点で採点され、満点は42点です。採点の結果、上位1/12には金メダル、次の2/12には銀メダル、次の3/12には銅メダルが授与されます。

2006年の第47回大会は、スロベニアのリュブリャナで行われ、7月17日に閉幕しました。結果は、6人の選手全員が金メダルに輝いた中国が、合計214点で団体総得点で一位となりました。ロシアと韓国はそれぞれ174点、170点で二位と三位となりました。

日本は、1990年の第31回北京大会から参加しており、これまでに団体総合では8位が最高です。


情報元:www.people.ne.jp
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2006年07月19日

心臓病

米国や英国における死亡患者の5人に1人は、冠状動脈性心臓病が原因であるとの報告があります。この心臓病の多くは高血圧、高コレステロール、肥満、糖尿病、喫煙や運動不足といった原因から生じるものです。

日本では、心臓病がガンに次いで死亡原因の第三位になっています。その主な原因として虚血性心臓病の増加が挙げられます。虚血性心臓病とは、冠状動脈の動脈硬化によって心臓への血流が悪くなり、心臓の細胞が酸素欠乏の状態となる病気の総称で、その代表的なものが狭心症と心筋梗塞です。

以上のように、冠状動脈に関係する心臓病が各国で大きな問題となっていまが、最近の研究によれば、40代から適度な運動を行う習慣を身につければ、これらの心臓疾患のリスクを半分以下にできるとの報告があります。


情報元:www.news.bbc.co.uk
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2006年07月18日

ガソリン高騰

原油価格の上昇に伴って、ガソリンの値段も1リットル当り140円に迫ろうとしています。もちろん、その内の約60円は、ガソリン税や消費税ですが。

ところで、お隣の韓国では、6月最終週のガソリン価格は1リットル当り1538ウォンで、日本円に換算すると187円(8.245ウォン/円)になります。韓国のガソリンは日本よりも3割以上も高いわけです。この内、なんと約60%の108円が税金ということです。韓国の消費者も楽では有りませんね。

ちなみに、産油国のイランでは、1リットル当り8セント、つまり、9.4円(117円/ドル)で販売されています。


情報元:japanese.chosun.com
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2006年07月17日

レンブラント生誕400年

レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン(普通は単にレンブラントと呼ばれています)は、1606年にオランダのライデンに生まれました。25歳の時にアムステルダムに移り、26歳の時に「トゥルプ教授に解剖講義」で名声を博しました。

36歳の時に画いた「夜警」は、彼の代表作ですが、これは火縄銃手組合からの依頼で画かれた作品です。1642年と言えば、日本では江戸幕府が開かれてから39年後のことですから、まだ火縄銃が使われていた時代なのですね。

レンブラントは、多くの巨匠の中では、珍しく生存中に作品が認められ、豊かな生活をしていました。しかし、かなりの浪費家であったらしく、50歳の時に破算し、最後は共同墓地に葬られたということです。

今、オランダでは、レンブラント生誕400年を記念して、色々の行事が開催されています。


情報元:www.news.bbc.co.uk
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2006年07月16日

パナマ運河の拡張

パナマの国会は、50億ドルの予算規模のパナマ運河の拡張工事を承認しました。

パナマ運河は、太平洋とカリブ海を結んでいる全長80kmの運河です。レセップスが開発に着手した後、米国が建設を進め、1914年に開通しました。開通後は米国が管理していましたが、1999年12月31日にパナマに返還されました。現在でも米国、日本、中国、チリを中心として、世界の貿易の5%がパナマ運河を通過しています。

パナマ運河は、太平洋側のほうが海面が24cm高いので、水位の差を調節して船舶を移動させるために、閘門(こうもん)を採用しています。現在の閘門の幅は約33mで、これが通過できる船舶のサイズを制限していますが、拡張後は50mになるため、さらに大きな船舶が通過できるようになります。


情報元:www.news.bbc.co.uk
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2006年07月15日

隕石

隕石は、地球以外の天体の小片が地球に落下したもののことです。大部分は小惑星が起源ですが、火星が起源のものも有ります。日本は、国土面積が狭いですから、これまでに50個程度しか発見されていません。

隕石の命名法ですが、原則としては、落下地点を管轄する集配郵便局の名が付けられます。これは国際的なならわしになっています。但し、郵便局のない南極で派遣された隕石は、南極隕石と呼ばれます。日本の南極観測隊は、南極のやまと山脈で、数千個の隕石を発掘しました。

ところで、ノルウェーの北部では、この1ヶ月の間に2個の隕石が落下したことが観測されています。


情報元:www.sciencedaily.com
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2006年07月13日

殷王朝

殷王朝は紀元前1600年から1100年頃に存在しました。実在が確認されている中国最古の王朝です。その首都は、河南省安陽県にあり、宮殿遺跡、王の墓、青銅の武器、最古の漢字と考えられる甲骨文字などが発見されています。当時、王は神と考えられ、ト占によって政治を行っていました。

この殷王朝の遺跡が、7月13日に、中国では33番目となる世界遺産に指定されました。


情報元:www.chinaview.cn
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2006年07月12日

恐竜の体温

米国の科学者が、恐竜の体温をある方程式を用いて計算しました。この式は、恐竜の体温を、恐竜が最も成長している時の成長速度と、その時点での体重から計算する式で、成長速度は恐竜の骨の化石から推定されます。この結果、体重12kgの小型恐竜の体温は25℃、体重13トンの大型恐竜では体温が41℃と計算されます。

体重が異なると体温が異なるという結果から、恐竜は爬虫類であって、哺乳類のように体温を一定に保つ能力はありませんでしたが、外気温度に対して熱の吸収発散がバランスし、その結果、体温は一定に保たれていたということが分かります。


情報元:Gillooly JF, Allen AP, Charnov EL (Sep. 2006) Dinosaur Fossils Predict Body Temperatures. PLoS Biology
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2006年07月11日

テポドンとは?

テポドンは、北朝鮮東部にある都市の名前です。大浦洞と書きます。但し、この地名は日本が朝鮮半島を統治していた時代の名前で、現在の地名は舞水端里(ムスダンリ)といいます。この都市で弾道ミサイルの存在が初めて確認されたため、米国がこの弾道ミサイルにテポドンというコードネームをつけたのです。北朝鮮では、白頭山(ペットウサン)と呼んでいるようです。

テポドン1号機は、1998年8月31日に発射されています。この時、日本政府及び日本の世論は、北朝鮮が弾道ミサイルの発射実験を行ったとして激しく反発しました。これに対して、北朝鮮は人工衛星の打ち上げを行っただけと主張しました。

2006年7月5日に北朝鮮が発射した7発のミサイルの内、3発目がテポドン2号機ではないかと見られています。射程は推定3500〜6000kmですから、アラスカなどの米国の一部も射程内に入ることになります。現在、北朝鮮は、米国全土を射程に治める、テポドン3号機を開発しているという情報もあり、気がかりなところです。


情報元:Wikipedia
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睡眠ダイエット

現代人の多くは、睡眠不足の生活を送っていると言われていますが、最近の米国の研究では、睡眠が足りないとホルモンの変化によって、より空腹感を感じ食欲が増進することが分かってきています。特に、肥満の原因となる炭水化物に対する欲求が増すようです。すなわち、睡眠と肥満には密接な関係があるということです。また、体重の増加を抑えるためには、7〜8時間の睡眠が最適であるという研究結果もあります。

日本人の平均睡眠時間といえば色々なデータがあるようですが、概ね7〜8時間の間であるようです。しかし、都会人、特に働き盛りの30代や40代になると、7時間を切るというデータもあります。中年太りが気になりだすその年齢に、睡眠不足に陥りやすいとすれば、これは大きな問題ですね。

十分な睡眠をとって、ダイエットができるということになれば、これほど簡単なダイエットの方法もないでしょうし、色々なダイエットにお金を掛ける必要もなくなるでしょう。


情報元:www.chinaview.cn
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2006年07月09日

中国の自動車生産

中国自動車工業協会の最新統計によると、2006年1〜6月の自動車生産台数は363万300台とのことです。2005年同期比29%増で、350万台を突破したわけです。日本自動車工業会の数字によると、2006年1〜5月の生産台数は468万8639台ですから、単純に比較すれば、日本の生産台数の約65%です。また、この数字の伸びがこのまま続けば、2年程度で日本に追いつく計算になります。

実はこの背景に、多くの日本企業が中国への投資を拡大し、中国自動車産業成長の恩恵を享受しているという事実があります。日本自動車部品工業会が2005年11月に実施した調査によると、日本の自動車部品企業の中国における生産拠点は、294社になったといいます。米国内の288社を超え、中国は日本の企業が世界で最も多くの自動車部品生産拠点を置く国なのです。


情報元:www.people.ne.jp
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2006年07月06日

ダウン症候群の遺伝子を発見

人の染色体は、22対の常染色体と1対の性染色体で、計46本有ります。この内、21番目の染色体が対の2本ではなく、3本有ることによって生じる先天性疾患をダウン症候群と呼びます。ダウン症候群の存在は、1866年に英国の医師、ジョン・ラングドン・ダウンによって発表されました。ダウン症候群は、精神発達の遅れ、特異な顔貌、多発奇形を示す症候群で、日本の新生児では1000人に1人の割合で発見されています。

今回、スタンフォード大学の神経科学研究所の研究者を中心としたグループが、ダウン症候群の原因となる遺伝子を特定したことを、科学誌「Neuron」に発表しました。この発見によって、ダウン症候群を引き起こす遺伝子発現を抑制する方法を見つけることができると期待されています。


情報元:news.bbc.co.uk
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2006年07月04日

小惑星がニアミス

その幅約800mの小惑星が、7月3日(月)に地球に最接近したということです。その最接近距離は、約43万キロ。これは月の公転軌道半径にかなり近い数字ですから、天文学的にはニアミスと言えます。もし、この小惑星が地球に衝突していたら、小国のひとつくらいは消し去る威力があったと推定されています。

この小惑星は、2004年12月に発見され、2004XP14 と命名されています。「2004」は2004年、「X」は12月後半、「P14」はその期間に発見された順番を意味します。また、この小惑星はアポロ群に属し、これは、地球近傍小惑星のひとつで、その軌道が地球の軌道と交差しています。


情報元:www.chinaview.cn
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