コロンブスは、イタリアのジェノバ出身の探検家で、1492年10月12日にヨーロッパ人としては初めて、アメリカ海域へ到達しました。現在のキューバです。
命日を記念して、スペインのバリャドリドでは、コンサートなどの記念の行事が行われています。また、世界中から集まった約100人のコロンブスの専門家によるセミナーも開催されています。スペインの歴史家マルシアル・カストロ・サンチェは、DNA鑑定によって、コロンブスが言い伝え通り、イタリアのジェノバ出身であることを証明しようとしていますが、鑑定結果が遅れているとのことです。未だに専門家の間では、コロンブスの出身地について多数の説があり、スペイン東北地方、イタリアのベニスやコルシカ、はたまたポルトガルという説が唱えられているとのことです。
コロンブスは、合計4回の航海の後、衆人には忘れられて亡くなりましたが、コロンブスの遺体は、スペイン南部にあるセヴィルに埋葬されていることは、前述のマルシアル・カストロ・サンチェによって、既に確認されています。