2006年05月28日

中国石油事情

中国最大の石油天然ガス生産会社である中国石油天然気集団公司(CNPC)は、中国のエネルギー戦略に関するフォーラムで、中国内の原油供給に関して、2つのリスクを挙げています。

第1のリスクは、最近の原油価格上昇による原油輸入額の急増です。2004年の430億米ドルから、2005年には500億米ドルに上昇しました。これは、今後とも継続的に上昇すると考えられています。

第2のリスクは、原油輸送チャンネルです。現在中国は、年間に1億4千万トンから1億5千万トンの原油を輸入していますが、その70%はマラッカ海峡を通るタンカーによって輸送されています。マラッカ海峡は既に飽和状態になっており、他の航路を開拓する必要があります。また、原油輸送に使用されるタンカーの内、中国のタンカーは9%だけで、その他は他国の輸送能力に頼っています。

これらリスクに対応して、今後は、原油輸入元の分散、輸送チャンネルの拡大と共に、国内の原油・天然ガス生産の増強が必要になります。また、エネルギー消費の効率化(省エネ)と代替エネルギー源の開発も課題となります。


情報元:www.chinaview.cn
posted by 特派員ファルシー at 16:28 | Comment(0) | TrackBack(1) | アジア
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/18504183

この記事へのトラックバック

アジア
Excerpt: 中国、韓国、北朝鮮との関係等々、アジアにおける社会・政治関連の記事をこちらに寄せてください。
Weblog: 共通テーマ
Tracked: 2006-05-29 07:00