低インシュリンダイエットというのは、このメカニズムを利用したダイエット方法です。炭水化物の中でも糖に変わる早さが遅い食べ物を摂る事によって、血糖値の急激な上昇を防ぎ、インシュリンの分泌を抑制するわけです。具体的には、炭水化物が糖に変わる速さを示すGI値(グリセミック・インデックス)が低い食品を選んで食べるというダイエット方法です。
このダイエット方法、日本では何年か前にブームになって、その後下火になったようですが、最近になって、オーストラリアの研究者が、肥満と悪玉コレステロールの増加を抑えることに効果があるという研究結果を、New Scientistに発表しました。
情報元:www.newscientist.com