2006年10月03日

肥満は麻薬中毒に似ている

肥満の主な原因は、食べすぎと運動不足でしょう。肥満を防止するためには、単純に腹八分を実行すればいいわけです。通常、人が食事をして食べ物が胃に届くと、この刺激が迷走神経を通って脳に伝えられ、 食欲を抑制すると考えられています。この働きをするのは、視床下部です。視床下部とは、間脳に位置して、自律機能の調節を行う中枢です。節食行動、飲水行動、性行動などの本能行動の中枢です。これが、従来までの考え方でした。

肥満の問題を抱える被験者に対して、食事をした時に、どのように刺激が脳に伝えられるのかを、米国の研究者が実験しました。その結果、刺激に対して脳の海馬が反応していることを見つけました。海馬とは側頭葉内側面に位置して、記憶特に長期記憶に関与すると考えられている部位です。コカイン中毒患者がコカインを欲する時にも、海馬の同様の部分が働いています。すなわち、胃から満腹の信号が送られても、麻薬中毒患者と同様に、食欲に対する欲望がが抑制されないことが考えられます。肥満を克服するのは、麻薬中毒を治すように困難であることを、この実験が示唆しています。


情報元:www.newscientist.com


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posted by 特派員ファルシー at 17:49 | Comment(0) | TrackBack(1) | 北南米
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