2006年07月22日

月探査のお値段

中国の月探査計画は、月周回衛星の打ち上げ、月への軟着陸、月軟着陸機で月のサンプルを採集し地球に帰還の3つの段階で計画されています。第一段階として、2007年に月探査機「嫦娥1号」を打ち上げることは、2005年の年末に既に発表されています。

第36回世界宇宙科学大会において、この予算は1.75億ドル(約200億円)であることが報告されました。これは、北京市の地下鉄建設費の2km分程度に当るとのことです。

ちなみに日本でも、2007年に月探査衛星の打ち上げを計画しています。


情報元:www.chinaview.cn
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2006年07月20日

国際数学オリンピック

国際数学オリンピック(International Mathematical Olympiad, IMO)は、高校生を対象とした数学の問題を解く能力を競う国際大会で、毎年開催されています。1カ国あたり、最大6人の選手が参加できます。

問題は、ほぼ高校1年生までの数学知識で解ける構成になっています。テストは2日間で合計6問に挑戦し、各問題は7点満点で採点され、満点は42点です。採点の結果、上位1/12には金メダル、次の2/12には銀メダル、次の3/12には銅メダルが授与されます。

2006年の第47回大会は、スロベニアのリュブリャナで行われ、7月17日に閉幕しました。結果は、6人の選手全員が金メダルに輝いた中国が、合計214点で団体総得点で一位となりました。ロシアと韓国はそれぞれ174点、170点で二位と三位となりました。

日本は、1990年の第31回北京大会から参加しており、これまでに団体総合では8位が最高です。


情報元:www.people.ne.jp
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2006年07月18日

ガソリン高騰

原油価格の上昇に伴って、ガソリンの値段も1リットル当り140円に迫ろうとしています。もちろん、その内の約60円は、ガソリン税や消費税ですが。

ところで、お隣の韓国では、6月最終週のガソリン価格は1リットル当り1538ウォンで、日本円に換算すると187円(8.245ウォン/円)になります。韓国のガソリンは日本よりも3割以上も高いわけです。この内、なんと約60%の108円が税金ということです。韓国の消費者も楽では有りませんね。

ちなみに、産油国のイランでは、1リットル当り8セント、つまり、9.4円(117円/ドル)で販売されています。


情報元:japanese.chosun.com
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2006年07月13日

殷王朝

殷王朝は紀元前1600年から1100年頃に存在しました。実在が確認されている中国最古の王朝です。その首都は、河南省安陽県にあり、宮殿遺跡、王の墓、青銅の武器、最古の漢字と考えられる甲骨文字などが発見されています。当時、王は神と考えられ、ト占によって政治を行っていました。

この殷王朝の遺跡が、7月13日に、中国では33番目となる世界遺産に指定されました。


情報元:www.chinaview.cn
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2006年07月11日

テポドンとは?

テポドンは、北朝鮮東部にある都市の名前です。大浦洞と書きます。但し、この地名は日本が朝鮮半島を統治していた時代の名前で、現在の地名は舞水端里(ムスダンリ)といいます。この都市で弾道ミサイルの存在が初めて確認されたため、米国がこの弾道ミサイルにテポドンというコードネームをつけたのです。北朝鮮では、白頭山(ペットウサン)と呼んでいるようです。

テポドン1号機は、1998年8月31日に発射されています。この時、日本政府及び日本の世論は、北朝鮮が弾道ミサイルの発射実験を行ったとして激しく反発しました。これに対して、北朝鮮は人工衛星の打ち上げを行っただけと主張しました。

2006年7月5日に北朝鮮が発射した7発のミサイルの内、3発目がテポドン2号機ではないかと見られています。射程は推定3500〜6000kmですから、アラスカなどの米国の一部も射程内に入ることになります。現在、北朝鮮は、米国全土を射程に治める、テポドン3号機を開発しているという情報もあり、気がかりなところです。


情報元:Wikipedia
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2006年07月09日

中国の自動車生産

中国自動車工業協会の最新統計によると、2006年1〜6月の自動車生産台数は363万300台とのことです。2005年同期比29%増で、350万台を突破したわけです。日本自動車工業会の数字によると、2006年1〜5月の生産台数は468万8639台ですから、単純に比較すれば、日本の生産台数の約65%です。また、この数字の伸びがこのまま続けば、2年程度で日本に追いつく計算になります。

実はこの背景に、多くの日本企業が中国への投資を拡大し、中国自動車産業成長の恩恵を享受しているという事実があります。日本自動車部品工業会が2005年11月に実施した調査によると、日本の自動車部品企業の中国における生産拠点は、294社になったといいます。米国内の288社を超え、中国は日本の企業が世界で最も多くの自動車部品生産拠点を置く国なのです。


情報元:www.people.ne.jp
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2006年07月04日

小惑星がニアミス

その幅約800mの小惑星が、7月3日(月)に地球に最接近したということです。その最接近距離は、約43万キロ。これは月の公転軌道半径にかなり近い数字ですから、天文学的にはニアミスと言えます。もし、この小惑星が地球に衝突していたら、小国のひとつくらいは消し去る威力があったと推定されています。

この小惑星は、2004年12月に発見され、2004XP14 と命名されています。「2004」は2004年、「X」は12月後半、「P14」はその期間に発見された順番を意味します。また、この小惑星はアポロ群に属し、これは、地球近傍小惑星のひとつで、その軌道が地球の軌道と交差しています。


情報元:www.chinaview.cn
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2006年06月07日

三峡ダム

6月6日(火)に、三峡ダムの建設中に一時的に作られたバリアーが爆発撤去されました。これで、世界最大の1.4マイルに及ぶ三峡ダムの貯水機能が完成したわけです。これまで洪水などを頻繁に起こした揚子江の流れを、これからは人間がコントロールすることになります。発電施設は、現在建設中で、2008年の完成予定です。完成すれば、2240万KWの電力を発電し、上海のピーク時の需要を充分まかなうことが出来るとともに、これは中国全体の10%弱の電量量にあたります。

三峡ダムの構想は、孫文によるものとされ、1919年に『建国方策』の中で言及しています。その後、調査等が進められましたが、実現には至りませんでした。最終的には、1992年の全人代でダムの建設が採択され、1994年に着工式が行われ、本格的な工事が始まりました。ダム堤防の完成までに13年を費やしたわけです。


情報元:www.usatoday.com
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2006年06月04日

砂漠でも禁煙

砂漠と石油の国、アラブ首長国連邦でもタバコの規制を強化するようです。レストランなどの公共の場所での喫煙を禁止し、違反者を取り締まると同時に罰金を課すということです。喫煙者からは、無用に人々の自由を奪うだけとの反発があるようですが、これも世界の流れのひとつでしょう。

2003年5月21日に世界保健機関(WHO)第56回総会で、「たばこ規制枠組み条約」が全会一致で採択されています。この条約は、喫煙による健康被害の防止を目的とし、たばこの広告規制や密輸に対する国際協力を定める条約です。その後、締約国数が40ヶ国に達した後、2005年2月27日に効力を生ずることになりました。2006年4月現在で、締約国は125カ国に達しています。

締約国は、条約の発行後5年以内に、煙草の広告や販売促進などを全面的に禁止し、規制の実施措置を取るよう求められています。さらに、自動販売機による未成年者のタバコ購入を防ぐための法律の整備も要求されています。


情報元:www.gulf-news.com
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2006年06月01日

イランのアキレス腱

このところ核問題でニュースの話題になることが多いイランですが、このイランに意外なアキレス腱が。

イランはサウジアラビアに次ぐ世界第2位の石油埋蔵量を誇る代表的な産油国で、日本も原油輸入の15%をイランに頼っています。特に、1バーレルあたり70ドルにもなる最近の原油高で、オイルダラー資金も、今年の初めに240億ドルに積み上がりました。このように有り余る石油を持っている国が、何とガソリン、ディーゼル消費量の40%を輸入に頼っているのです。主な輸入元は中東産油国ですが、一部はベネズエラからも輸入しています。

この原因は、原油を精製する能力が、需要に追いつかず、圧倒的に不足しているためです。その対策として、ガソリンの購入を制限するという案も考慮されています。現在、イランのガソリン価格は、リッター当り9セント(約10円)ですが、この値段で買えるガソリン量の上限を決め、それ以上を購入する際には、高い価格を支払うという制度です。イラン国内の交通は、ほとんどが車輸送であるため、この制度が経済に与える影響は小さくありません。そのため、実施については依然議論がなされているようです。


情報元:www.khaleejitimes.com
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2006年05月30日

GEが中国で投資

GEは環境保全技術の開発に5千万ドルの投資を行うという契約を、中国政府との間で結びました。GEによると、エネルギー効率の改善技術と、フィルターを用いた水の浄化技術の開発が主なテーマになるということです。

GEは既に中国国内に13,000人の雇用を抱えており、50億ドルの収益を上げています。収益の柱は、国内インフラ開発プロジェクトです。さらに、2010年までにこの収益は倍増するとの予測をしています。

今回契約を結んだ研究開発は、主にGEの上海研究センターで実施されるということです。開発された技術は、中国国内ばかりでなくグローバルなマーケットに供給されます。

GEは、2002年11月には、大連にある海輝科技をIT関連のグローバル開発センター(GDC)とするなど、中国を単なる市場と位置付けるだけではなく、研究開発分野でも重要な拠点として盛んな投資を行っています。


情報元:www.news.bbc.co.uk
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2006年05月28日

中国石油事情

中国最大の石油天然ガス生産会社である中国石油天然気集団公司(CNPC)は、中国のエネルギー戦略に関するフォーラムで、中国内の原油供給に関して、2つのリスクを挙げています。

第1のリスクは、最近の原油価格上昇による原油輸入額の急増です。2004年の430億米ドルから、2005年には500億米ドルに上昇しました。これは、今後とも継続的に上昇すると考えられています。

第2のリスクは、原油輸送チャンネルです。現在中国は、年間に1億4千万トンから1億5千万トンの原油を輸入していますが、その70%はマラッカ海峡を通るタンカーによって輸送されています。マラッカ海峡は既に飽和状態になっており、他の航路を開拓する必要があります。また、原油輸送に使用されるタンカーの内、中国のタンカーは9%だけで、その他は他国の輸送能力に頼っています。

これらリスクに対応して、今後は、原油輸入元の分散、輸送チャンネルの拡大と共に、国内の原油・天然ガス生産の増強が必要になります。また、エネルギー消費の効率化(省エネ)と代替エネルギー源の開発も課題となります。


情報元:www.chinaview.cn
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2006年05月24日

北京の地下鉄

北京の地下鉄に、新車両84台、改造車両60台の合計144台の車両が、2008年5月をめどに導入されます。これは、既存の1号線、2号線の改造事業の一部です。改造事業には、無人改札の設置も含まれます。

北京には現在4路線の地下鉄があり、一日約160万人が利用しています。

2008年のオリンピックまでには、さらに4路線が開通する予定です。

北京の地下鉄は1965年に建設が開始されました。1969年には、一部区間が開通しましたが、当時は公務員しか使用することが出来ませんでした。一般に開放されたのは、1977年です。現在の1号線と2号線が全線開通したのは、2000年になってからです。その後、地下鉄路線網の拡充工事が続いています。


情報:www.chinaview.cn
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2006年05月20日

エベレスト・ピース・プロジェクト 続報

先日、お知らせしたエベレスト・ピース・プロジェクトの結果がわかった。

5月18日(木)にエベレスト登頂に成功したのは、合計10人。内訳は、アメリカ合衆国2人、ニュージーランド1人、南アフリカ1人、イスラエル人2人とネパール人シェルパー4人。

南アフリカのセレベロ・セラメロラさんは、アフリカ系黒人としてエベレスト登頂を果たした2人目。

デビッド・イフラさん、ミカ・ヤニフさんの2人のイスラエル人も登頂を果たし、それぞれ2人目、3人目のイスラエル人となった。

パレスチナ人のアリ・ブシュナックさんは、体調不良によって、7000m付近で登頂を断念した。残念な結果だが、現在の中東政治情勢を考えれば、この、エベレスト・ピース・プロジェクトは大きな意義をもっている。
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2006年05月16日

メラピ火山

メラピ火山が活動しているようです。メラピ火山は、インドネシアの首都ジャカルタがあるジャワ島のちょうど中央に位置します。メラピとは、インドネシアの言葉で「火の山」を意味します。

今のところ溶岩が噴出したことは確認されていないようですが、噴煙と火山灰の量は日増しに増加しているとのことです。5月13日(土)に警戒レベルが最高値に引き上げられ、5月14日(日)までに、数千人の住民が緊急避難をしました。

インドネシアは100以上の活火山がある世界第3位の火山国。ちなみに、日本は世界で第4位です。

昔、NHKの番組で見たのですが、1982年にジャワ島の上空を飛行中の英国航空機が、突然4基のエンジン停止で7500mも降下するという事故が起きたのです。幸い途中で2基のエンジンの再始動に成功し墜落は免れました。しかし、4基のエンジン全てが停止するということは、通常全く予想できない出来事ですので、航空関係者を驚かせました。

事故後の調査で、この事故が起きた同じ時に西ジャワ州のガルングン火山が活動して噴煙を上げていた事が分かりました。実は、火山灰の粒子がエンジンの高温で解けた後,ガラスのようになって、エンジンのノズルなどをプラグしてしまったのが、4基のエンジン同時停止の原因だったのです。

そのため、国際民間航空機関(ICAO)は、その後各地に航空路火山灰情報センター(VAAC)を設置し、各国の火山観測所の火山噴火情報、パイロットからの情報、気象衛星の映像を使って火山灰の実況や拡散予測を発表して注意を呼び掛けています。

いずれにしても、ジャワ島あたりを航行する飛行機に乗られる方は、注意が必要ですね。
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2006年05月15日

エベレスト・ピース・プロジェクト

今日はアリ・ブシュナックさんの話。

彼は、アラブ首長国連邦に、30年間住んでいるパレスチナ人。

その彼が今、エベレストに挑んでいる。5月14日(日)に標高6400mのベースキャンプを出発し、早ければ5月18日(木)に頂上に立つ予定。

彼のチームは、多国籍の混成チームだが、何とヤニフさん、イフラさんというふたりのイスラエル人も参加している。

ご存知のように、パレスチナとイスラエルは仇敵の間柄。毎日のように悲惨なニュースが送られてくる。しかし、彼ら三人は、エベレスト登山チームのチームメートとして、既に友情をはぐくんでいると言う。

ブシュナックさんの登頂成功を祈りたい。
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