2006年08月16日

ドイツも人口減少

出生率とは、全人口に対する出生数の割合を示し、具体的には、ある年に生まれた出生数をその年の10月1日現在の人口で割ったものを1000倍して計算します。これに対して、合計特殊出生率は対象となる人口を15〜49歳の女性に限定し、1歳ごとの年齢別出生率を合計します。これをあたかも一人の女性が生涯に産む子供の数とみなします。人口を維持するためには、合計特殊出生率が2.07以上である必要があります。

ヨーロッパで最も出生率が低いのはドイツで、2004年は人口1000人あたり8.6人でした。この数字は年々低下しており、ドイツの社会問題になっています。逆にEU内で最も出生率が高いのは、アイルランドの15.2で、EU25カ国の平均は10.5でした。これに比較して、2004年の日本の出生率は8.8でしたので、ヨーロッパと比較しても、かなり低い水準と言えるでしょう。


情報元:news.bbc.co.uk
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2006年08月15日

マンモスのゲノム解読可能に

ゲノムとは、生物の遺伝子情報の総和で、ある生物をその生物たらしめるのに必須な遺伝情報全体のことです。1990年代のゲノムプロジェクトによって、生物のゲノムの塩基配列は非常な勢いで解読されました。ヒトゲノムに関しては、2003年に全作業が終了しています。人の遺伝子は3〜4万個あると考えられています。

ゲノムを構成する遺伝子は、DNAが複製されることによって、次世代へと受け継がれますが、死亡した生物のDNAは、時間の経過とともに劣化するために、正確には解読できませんでした。しかし、最近ドイツの進化人類学の研究グループが、誤った解読結果を正しく補正し直す技術を開発しました。この方法を用いれば、マンモスやネアンデルタール人のゲノムの解読も可能となるかもしれません。


情報元:www.newscientist.com
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2006年08月14日

冥王星って惑星?

冥王星の英語名Plutoは、冥界を支配するゼウスの兄弟プルートにちなんで命名されました。太陽系の9番目の惑星で、太陽から最も遠い惑星です。1930年に、クライド・トンボ−によって発見されました。直径は2320kmで、月よりも小さく、質量は地球の400分の一しかありません。そのため、惑星ではなく、単に質量の大きな小惑星であるという説も有力です。

冥王星が惑星であるか否かという議論は、何十年も行われていますが、今週、世界の天本学者や科学者がプラハに会し、惑星の定義について結論が出され、この議論に終止符が打たれます。その結果、冥王星が惑星から小惑星に格下げされるかも知れません。


情報元:www.chinaview.cn
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2006年08月12日

グリーンランドが本当の緑の島に?

グリーンランドは、北極海と北大西洋の間にある世界最大の島です。北緯59度50分から83度37分の範囲に広がり、大部分が北極圏に属しています。982年頃、ノルウェー生まれの赤毛のエイリークが、グリーンランドと命名しました。グリーンラン
ドの名前の由来ですが、それ以前にアイスランドと命名された島への入植希望者があまり現れなかったために、入植希望者を増やすためにグリーンランドと名づけたという説と、命名した当時はまだグリーンランドは暖かく緑が多かったという説があります。

グリーンランドはデンマーク領でしたが、1979年5月に自治政府が発足し、現在はデンマークの自治領となっています。島はほぼ平坦ですが、ほとんどの地域は厚い氷で覆われ、氷の厚さが3000mに達する所もあります。グリーンランドの氷が全て溶ければ、海面が7.2mほど上昇すると言われています。

グリーンランドの氷の溶ける早さが、ここ2、3年の間に急速に上昇していることが、人工衛星の観測結果から明らかになっています。


情報元:www.sciencedaily.com
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2006年08月10日

タラバガニがノルウェーに侵入

タラバガニは、蟹という名前がついていますが、生物学的にはヤドカリの一種です。足を広げると1mを超える大型の甲殻類です。タラバガニの生態ですが、日本海、オホーツク海、ベーリング海を含む北太平洋とアラスカ沿岸に分布し、水深30-350mに生息します。タラバガニは、肉食で、魚の子、貝類など色々な小動物を食べます。一方、人間にとっては美味しい水産資源の一つです。

1960年代に、旧ソビエトが北海にタラバカニを放流し、タラバカニを繁殖させることに成功しました。これの影響か、最近では、ノルウェーの北部でも大量のタラバカニが見つかっています。本来生息する水深よりはるか浅いところでも広く分布しており、ノルウェーのシーフード好きには朗報ですが、同時に環境破壊が危惧されています。


情報元:news.bbc.co.uk
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2006年07月30日

人の幸福度

英国レスター大学の分析社会心理学者アドリアン・ホワイト氏が、178カ国の人々の幸福度、すなわち「人生に対する満足度」のランキングを発表しました。このランキングによると、デンマークが1位、スイス、オーストリアが2位、3位となっています。また、超大国米国は23位でした。

このランキングとの相関を調査した結果、健康、富、教育レベルが幸福度に与える影響が大きいことが分かりました。健康で豊かな生活が出来て、教育水準も高い環境で暮らすのが幸福というのは、実感として良く理解できると思います。

日本は、89位のガーナ、91位のイエメンに挟まれた90位でした。


情報元:www.newscientist.com
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2006年07月19日

心臓病

米国や英国における死亡患者の5人に1人は、冠状動脈性心臓病が原因であるとの報告があります。この心臓病の多くは高血圧、高コレステロール、肥満、糖尿病、喫煙や運動不足といった原因から生じるものです。

日本では、心臓病がガンに次いで死亡原因の第三位になっています。その主な原因として虚血性心臓病の増加が挙げられます。虚血性心臓病とは、冠状動脈の動脈硬化によって心臓への血流が悪くなり、心臓の細胞が酸素欠乏の状態となる病気の総称で、その代表的なものが狭心症と心筋梗塞です。

以上のように、冠状動脈に関係する心臓病が各国で大きな問題となっていまが、最近の研究によれば、40代から適度な運動を行う習慣を身につければ、これらの心臓疾患のリスクを半分以下にできるとの報告があります。


情報元:www.news.bbc.co.uk
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2006年07月17日

レンブラント生誕400年

レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン(普通は単にレンブラントと呼ばれています)は、1606年にオランダのライデンに生まれました。25歳の時にアムステルダムに移り、26歳の時に「トゥルプ教授に解剖講義」で名声を博しました。

36歳の時に画いた「夜警」は、彼の代表作ですが、これは火縄銃手組合からの依頼で画かれた作品です。1642年と言えば、日本では江戸幕府が開かれてから39年後のことですから、まだ火縄銃が使われていた時代なのですね。

レンブラントは、多くの巨匠の中では、珍しく生存中に作品が認められ、豊かな生活をしていました。しかし、かなりの浪費家であったらしく、50歳の時に破算し、最後は共同墓地に葬られたということです。

今、オランダでは、レンブラント生誕400年を記念して、色々の行事が開催されています。


情報元:www.news.bbc.co.uk
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2006年07月15日

隕石

隕石は、地球以外の天体の小片が地球に落下したもののことです。大部分は小惑星が起源ですが、火星が起源のものも有ります。日本は、国土面積が狭いですから、これまでに50個程度しか発見されていません。

隕石の命名法ですが、原則としては、落下地点を管轄する集配郵便局の名が付けられます。これは国際的なならわしになっています。但し、郵便局のない南極で派遣された隕石は、南極隕石と呼ばれます。日本の南極観測隊は、南極のやまと山脈で、数千個の隕石を発掘しました。

ところで、ノルウェーの北部では、この1ヶ月の間に2個の隕石が落下したことが観測されています。


情報元:www.sciencedaily.com
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2006年06月03日

ビキニも60歳

ビキニが初めて発表されてから、今年で60年。

ビキニは、フランスのエンジニア、ルイ・レアールが発明しました。おなかとお臍を露出する、この小さな布切れは、当時あまりにも突飛な発明だったので、1946年7月5日に行われたファッション・ショーで発表する時には、これを着てくれるモデルを見つけることは出来ませんでした。代わりに、ヌードダンサーにこの水着を着せて出演させました。

60年の時間を経て、今では当たり前になったビキニ。人間の感覚というのは不思議なものです。


情報元:www.chinaview.cn
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2006年05月29日

警察官もダイエット

スコットランドの警察官は、今後定期的に体力テストを受けることになるかもしれません。スコットランド警察長官のアンドリュー・カメロンは、体重オーバーの警察官のシエープアップのために、在職中の全ての警察官が定期体力チェックをするべきと主張しています。

従来、スコットランドの警察では、新規採用者に対して体力テストを実施しており、採用直後には15週間の体力トレーニングコースを受けることが義務付けられています。また、採用後2年間の見習い期間の間は、あるレベルの体力を維持しなくてはなりません。問題は、正式採用後は全くの野放し状態という点です。

スコットランドの警察官たち、安心してビールも飲めなくなるかもしれませんね。


情報元:www.scotsman.com
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2006年05月25日

禁煙もインターネットで

禁煙は難しい、あるいは、一時的に禁煙に成功してもまたしばらくすると吸い始めてしまう、という話をよく聞きます。

そんな方のために、オランダのトウェント大学のベッチー・バン・ディジュク教授を中心とする研究グループとオランダの反喫煙グループ「スティボロ」が、「チャットボット」を共同で開発しています。禁煙したいと思っている人がウェブサイトを訪れ、質問したり、自分の気持ちを告白したりすると、バーチャルな女性カウンセラーがこれに対応してくれるというシステムです。もちろん、24時間いつでも対応してくれます。

日本では、何かをカウンセラーに相談するという習慣がありませんから、効果がどの程度有るのか、予想できませんが、もし、うまく行くようなら、禁煙だけではなく、所謂「バーチャル・コーチング」に応用できそうですね。


情報元:today.reuters.com
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2006年05月22日

イギリスの年金制度改革

5月21日(日)、BBCの日曜朝番組で、イギリスの厚生労働省ジョン・ハットン大臣は、「年金の支給年齢を上げざるを得ない」との見解を述べました。イギリスでは、年金システムの改正案が、近く提出される予定になっていますので、これはこの改革案の中身を見据えた発言です。

大臣によると、この年金システム改革は、1940年代以来の最大の改革になるということです。

イギリスの公的年金制度は、2階建てとなっており、1階部分は公務員を含む雇用労働者と自営業者を通じた共通の基礎年金です。2階部分は、雇用労働者のみを対象とした国家第2年金となります。支給開始年齢は男性65歳、女性60歳となっています。ちなみに、基礎年金の満額支給額は、82.05ポンド(約17,000円)です。
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2006年05月21日

コロンブス

5月20日(日)はコロンブスの500回目の命日にあたります。

コロンブスは、イタリアのジェノバ出身の探検家で、1492年10月12日にヨーロッパ人としては初めて、アメリカ海域へ到達しました。現在のキューバです。

命日を記念して、スペインのバリャドリドでは、コンサートなどの記念の行事が行われています。また、世界中から集まった約100人のコロンブスの専門家によるセミナーも開催されています。スペインの歴史家マルシアル・カストロ・サンチェは、DNA鑑定によって、コロンブスが言い伝え通り、イタリアのジェノバ出身であることを証明しようとしていますが、鑑定結果が遅れているとのことです。未だに専門家の間では、コロンブスの出身地について多数の説があり、スペイン東北地方、イタリアのベニスやコルシカ、はたまたポルトガルという説が唱えられているとのことです。

コロンブスは、合計4回の航海の後、衆人には忘れられて亡くなりましたが、コロンブスの遺体は、スペイン南部にあるセヴィルに埋葬されていることは、前述のマルシアル・カストロ・サンチェによって、既に確認されています。
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